花を贈る男のための恋愛情報サイト|【いろんな結婚のカタチ】恋愛感情は消え『別居婚』になったら、今度は信頼関係が生まれた

【いろんな結婚のカタチ】恋愛感情は消え『別居婚』になったら、今度は信頼関係が生まれた

結婚、今まで他人だった人と婚姻を交わし家族となり共同に過ごすと、いうのが一般的な考えでしょうか。でも、国によっては法では一夫一婦制をうたっていてもまだまだ、昔ながらの婚姻制度が通じるところなどがあるのが現状です。私は国際結婚をして今は、別居婚をしています。何故、別居婚をしているのか、その原因と過程をお話します。

私が原因だった?!別居婚となったきっかけ

はじめは私達夫婦は、同じ家で新婚生活をしていました。結婚して、数ヶ月で妊娠がわかりその後出産。姑も一緒に住んでいたため、海外での生活は不安ながらも、スムーズにできていました。夫婦仲も良かったです。私も子どもが6ヶ月を過ぎ、仕事に復帰しました。その頃から、私達夫婦に不穏な空気が流れ始めたのです。私は元々性欲に淡白でした。旦那は私より年下でセックスには意欲的です。恋人同士の頃は、愛されてると思い、嬉しく感じていたことが、出産や子育てをすることによって、段々と旦那が鬱陶しくなって来ていました。ある日、旦那からのお誘いを断って喧嘩になったとき、思わず口に出たのが「他の人で間に合わせて」。その私の言葉により、旦那は実行に移してしまいました。確かに、言いました、それは認めます。ですが実際にそうなるとは思っていませんでした。

他の女性と同棲しても、離婚はしない夫

旦那の浮気が発覚して、私はその人が好きで一緒になりたいのなら離婚してほしいと提案しましたが、彼はその時の女性とは別れました。その後、少しの期間は大人しくしていましたが、子どもが大きくなるにつれ、家に帰ってくる回数が減っていき、事後報告で職場に近い便利な場所を借り、そちらに移って行きました。どうやら、女性と住んでいるようでした。その頃には私も、旦那のことは子ども達の父親であるとは認めても男としては恋愛対象では見られませんでした。形だけ、書類だけの家族として接していました。他の女性と暮らしながら何故か離婚はしない旦那を不思議に思いますが、私も海外で生活する便宜上それに便乗しています。

愛はないけど前より信頼するようになった

くよくよ悩んでいても、今の状態が改善するわけでもなく、元々大雑把な性格なので、それならこの生活をどう楽しもうかと思考を転換しました。今では、子どものことで困ったことや、慣れない役所の手続きなどは、旦那に上手に頼みながら、子ども達と自分の楽しみもしつつ暮らしています。離れてみるとたまに旦那に会うときは一緒にいた時には分からなかった良い面に気づき、そこには愛はありませんが信頼は以前より強くなりました。私が母子家庭で育ったという環境も普段の生活で男性の存在がなかったことも影響しているのかもしれません。そして、旦那のお父さんも2度結婚していたと言う環境が影響して、旦那は別居婚と言うカタチを選択を選んだのかもしれません。

恋愛対象には見れなくても、頼れる存在

つい最近、私が職場から帰宅する際に事故をしてしまったときも、家族として連絡したのは旦那でした。子ども達はまだ成人に達していませんので、結局頼れるのは夫になります。男性としては難がありますが、人としては良い所があります。旦那に言わせれば、私にも難があるでしょう。ですが、家族としてはお互いに頼れる存在になっています。一緒に暮らしていたときよりも、今の別居婚の方が良い関係を築けています。

これも人との縁、繋がりです。こんな関係の婚姻のカタチがあっても良いのではないでしょうか。切れないのなら自分にとっての最善を考え繋がりを大切にしたいです。