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初頭効果、ゲインロス効果―気になる女性を落とす恋愛心理学


第一印象は大切『初頭効果』を最大限に利用する

第一印象はその後の人間関係に大きな影響を与えますので、最初はとにかく相手に対し「ポジティブな印象を与える」ことに専念することが大切です。

心理学では、第一印象で形成された考えの事を「初頭効果」と呼びます。第一印象で貼られてしまったレッテルはなかなか剥がれにくいもの。特に観察力の鋭い人ほど第一印象で相手の特徴や性格を見抜きやすいため、一度貼ったレッテルをなかなか剥がしてくれない傾向にあるようです。

この心理効果をうまく利用して、第一印象で手にポジティブな印象を与えておけば、後のネガティブな印象もポジティブに変えることができます。

「人間は外見じゃない!」と言わずに、自分の外見磨きを怠らず、立居振るまいにも気を配るのはとても大切なことです。


女性には自分の外見の良さと性格の良さのどちらをアピールするべき?

女性によりどちらを重視するかによって答えは異なります。まず、女性側のセルフモニタリングをチェックしてみましょう。

セルフモニタリングとは、その女性に客観性がどれだけあるか、つまり他人の目をどれだけ気にしているかということです。

このセルフモニタリングが高いほど一緒に歩いていて恥ずかしくない男性を選ぶ傾向があり、逆に低いほど外見を気にせず性格で選ぶということがわかっています。
女性の会話の内容や振る舞い、服装などを手掛かりに外見で攻めるか性格で攻めるのか考えましょう。


どんな風に相手にアピールしたらモテる?

人は自分と似た相手に好意を抱きやすいということがわかっています。
例えば服装を同じ系統のもので合わせたり、女性と共通の話題や趣味などがあると好感度が上がりやすいといえます。心理学では、自分に似ている相手に対し魅力を感じると考えられています。

特に食べ物の好みや意見などが合致することで、女性は男性に対し特に好感を抱きやすいとされています。
これは「合意的妥当化」と言いますが、自分の考えを誰かに認めてもらえることで安心感を得ることができて居心地が良いと脳が感じるために起こる現象です。

共感性の高い人がモテるのはこのような心理状態が働くためと考えられています。


どんな行動をとったらモテる?

まず女性の警戒を解くために有効な手段とされているのが「女性と何度も会う」という行動です。
これは有名な「単純接触効果」というものを狙った方法で、会う回数が多いほど好感度が上がるという心理作用です。アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱したため、ザイオンス効果とも呼ばれています。

よって、付き合う前もしくは付き合い始めたばかりのデートは長時間のデートを1回するよりも、短い時間で複数回会った方が相手への気持ちも盛り上がりやすいと考えられています。

単純接触効果(ザイオンス効果)は、会話が無くてもすれ違うだけで効果があるので、無理に声をかける必要がないのでハードルが低いといえます。しかしこれには第一印象も関わっていて、最初に嫌われている場合は逆の心理作用が起こってしまい、会えば会うほど嫌悪感を抱かれる場合があるので注意が必要です。


「女性に助けてもらう」ことも非常に有効―認知的不協和理論

「認知的不協和理論」とは、自分の行動と気持ちに矛盾が生じた時に自分の気持ちを行動に合わせることで、心のモヤモヤを解消しようとする心理作用です。

女性がある男性を嫌っているとします。ただどういうわけか、女性がその男性を助けることになった場合、女性の心はモヤモヤし、ストレスを抱えることになります。この場合、「認知的不協和理論」の心理作用が働き、女性の心は自分のストレスを解消するために、自分が男性を助けたという行動に自分の気持ちを合わせようとし、結果、女性は男性に好意を抱くようになると考えられています。

よって、男性は頼られるタイプより、頼り上手な男性の方がモテると言えるかもしれません。


最初に下げて、後で評価を上げる―ゲインロス効果

ゲインロス効果とは、最初に自分の評価を下げておいて、後で評価をあげると、より相手からの高い評価を得られるという心理効果です。

最初から女性に好ましい評価を持たれるよりも、むしろ低い持たれることで、後々、女性からの好感度が上がりやすい状態をつくることができます。

例えば「あなたはは冷たい人ね」という評価を持たせておいて、その後に「本当のあなたは凄い優しい人だったのね」という評価を持たせた場合、最初から優しいという評価を持たれた場合よりも男性に対して非常に好感度が上がることが研究によりわかっています。

ギャップを狙ったもので「ドジをあえて踏む」や「自虐ネタ」を行うことも相手との距離を縮めるうえで有効です。ただ、これらのギャップは普段から優秀と評価されている人物にしか効果が表れないという研究結果もありますので、利用には注意が必要です。