男性はいくつになっても女性にモテたいと思っているものです。
願望によるものなのか、自己評価の甘さゆえか、自らを「モテる」と思い込んでいる男性は意外と多いものですが、単なる勘違いのケースも少なくありません。
過大な自己評価は男性の性とも言うべきものなので仕方がない部分もありますが、周りの人から「勘違い男」のレッテルを張られてしまってはカッコ悪いですから、自分でモテていると思っている男性は一度、本当に自分がモテているのか?、自身を振り返ってみる必要があるかもしれません。
では、どうして多くの男性は実際は女性にモテていないにもかかわらず、自分が女性からモテてると勘違いをしてしまうのでしょうか?
それは、女性の社会進出が進んだ今でも、多くの女性が男性を立てることを習慣にしているからです。
女性は苦手な男性に対しても、あからさまに態度に出すことは控えます。誰に対してもきちんと応対するよう子供の頃からしつけられているため、苦手な男性に対しても「嫌」という態度を出すことなく、表面上はにこやかにやり過ごし、それが習慣化してしまっています。
その親切かつ感じの良い女性の反応を見て「彼女は俺に気がある」と勘違いしてしまう男性が一定数います。
これが男性が「俺、モテる」と勘違いする1つ目の理由のです。
いつの時代も、相手に好意がないのに男性に思わせぶりな態度をする女性は一定数います。
もちろん、本当に相手の男性に好意があるケースもありますが、そうでないケースの方が多いと考えていた方が無難です。男性には理解しづらいかもしれませんが、残念ながらそういうものです。
では、なぜ彼女たちはそんなことをするのか?
理由はとても簡単です。それは、自分が男性に好意があると思わせておいたほうが彼女たちに何らかのメリットがあるからです。
そういった女性のほとんどは、どの男性に対しても分け隔てなく公平に思わせぶりな態度を取っているので、男性は冷静に見極める必要がありますが、悲し哉、そんな彼女たちの行動を真に受けて「俺はモテる!」と勘違いしてしまう男性は少なくありません。
以上が男性の勘違いが起こる理由です。
では、真にモテる男性とはどんな人なのか?
真ににモテる男性というのは、女性に対して気遣いができる男性です。
最近の男性は昔と比べて女性に対して気遣いができる人が多くなっているのは確かです。しかし、それも男性の下心が見えるような形での気遣いでは意味がありません。
やはり今の時代でも一見して女性に細かい気遣いができているような人でも、その行動の先に女性といい関係になりたいというのが透けて見えるようではモテないです。女性はそういった男性の下心を敏感に察知します。
自然体でさりげなく優しい男性はモテます。とにかくモテます。
しかし、モテたいがために、サービス精神旺盛に饒舌に喋って、その場を盛り上げるような事をしていれば良いと思っている男性は少なくありません。実際は女性の目から見てそれはモテる要素にはなりません。
ですが、意外と多くの男性がそれで女性にモテると思い込んでいます。確かに場を盛り上げる男性が良いのはその通りです。ですが、だからと言ってそれが女性にモテる要素にはならないです。大抵は饒舌に喋って場の雰囲気を良くする男性を面白いとは思っても、それでその男性を男として魅力を感じているわけではないです。
繰り返しになりますが、真にモテる男性というのは、さりげない優しさをなんとなく無意識にやってしまっているような男性です。
そこには下心はないので女性の好感度も上がるというわけです。そして、彼の元には自然と女性が集まります。