花を贈る男のための恋愛情報サイト|【いろんな夫婦のカタチ】再婚するなら「週末婚」がおすすめ

【いろんな夫婦のカタチ】再婚するなら「週末婚」がおすすめ

離婚経験からたどり着いた幸せの形、「週末婚」の素晴らしさをみなさんに知ってもらいたいと思います。昔ドラマにもなりましたが、「週末婚」といっても、若い方はご存じないかも知れません。「週末婚」とは、書面上は婚姻関係にあるものの、同居はせず、ともに過ごすのは週末のみという夫婦のスタイル。実際の経験者からすると、一番男女が幸せに婚姻生活を続けられるちょうどよい距離が「週末婚」だと思っています。

そもそもなんで離婚したの?

もともと自由奔放な恋愛をしてきた私。でも、30代を目前にした時、周囲からの圧や結婚していく友人たちを見ていたら、根負け。その時付き合っていた人と結婚してしまいました。してしまいました、と書いてしまうあたりがそもそも結婚に対して否定的というのがバレバレですね。いまだに結婚をゴールと考える女性は多いようですが、結婚してから始まる苦悩というのもあるんだという事をこの時初めて知りました。追いかける恋愛ばかりしていた私は結婚し、いつでもそばにいられる状態になった途端に、相手に興味がなくなってしまいました。男目線では「なんてひどい女だ!!」となるかも知れませんが、私からしたら元夫もそうだったのでお互い様です。元夫は結婚したとたんに身なりに気を遣わなくなり、仕事以外で外出する事も激減。二人でどこかへ行こうなんて言う事もなくなってしまいました。そんな元夫に男としての魅力を感じる事もなくなり、あれだけ抱き合って寝ていたのが、寝室も別になり、会話もなくなり、離婚に至りました。

2.どうしてまた再婚したの?

私の周りには類は友を呼ぶのか、離婚経験者が多くいます。その中でも、再婚する、したい派と、絶対もうしない派では圧倒的にする・したい派の方が多いです。これは懲りていないという事よりも、一度結婚を味わって失敗したからこそわかる、あの時ああしていれば上手く行った、という反省があるから。この反省を活かして次に繋げたいと思う人は多いようです。私もまたそうでした。離婚後もお付き合いする男性からは、「もう年も年だし、再婚も考えないとね」なんて言われる事もありました。さすがにズバリ!と「私は週末だけ生活を共にする週末婚がしたい!」なんて、わがまま女と思われそうで口に出せませんでした。なので離婚した理由をぐちぐちと述べて、何とか分かってもらおうとしていました。

でもなかなかそんな事に理解があり、なおかつ私も結婚したいと思う男性は現れず、「それは○○のわがままだよ。だから離婚するんだよ。男なんて結婚して安心したら身なりなんて気にしなくなるもんだよ」なんて言われる始末。それでも同じ轍は踏みたくないと、「週末婚」に否定的な男性とはそれまでの関係を続けていました。そうしているうちに、今の夫と出会ったのです。彼は、前夫との失敗点を並べる私の前で、「だったら週末婚しかなくない?そうしようよ!」といってくれたのです。はじめて理解者が現れた!と嬉しくなりました。

3.「週末婚」を実際にやってみて・・・

お互い共働きなので、正直独身で恋人がいる感覚となんら変わりはありませんが、絆はやはり夫婦のそれです。どちらかが病気になったりした時には仕事を休んだりして対応します。都内にはお互いのアパート、郊外に安いワンルームも借りています。親や親類関係にはそこが新居と伝えていて、「週末婚」とは伝えていません。二人が長く幸せにいるための選択なので、二人以外の人にはハナから理解してもらおうと思っていません。知らなくていい事実もある、と夫婦で決めました。はじめてから早6年ですが、特に困った事もなく、逆に週末がとても充実していて毎日楽しいです。仕事とプライベートの切り替えも出来るし、「夫が家事を手伝ってくれなくてムカつく!」とか愚痴ってる友達を見ていると「週末婚」にすればいいのにーと思ってしまうくらいです。でもやはり普通の婚姻関係ではないので、「週末婚」最強!と思っていた頃に自慢してしまって離れて行った友人というのもいました。人によっては「なによ、私はこんなに我慢して毎日夫の面倒見て大変なのに!」と嫉妬が起きるみたいです。なので最近ではごく親しい友人にしか話していません。

これから先もずっと「週末婚」なの?と聞かれる事もありますが、それはわかりません。「週末婚」を続けながら本物の夫婦の絆が生まれつつあるのも事実なので、この思いをそのまま育てて行って、もう離れたくない!ずっと一緒にいたいと思う時が来れば、その時が「週末婚」を終わらせる時なのかも知れません。